【HADES/HADESⅡレビュー】190時間遊んだ神ゲーだけどハマらない人の特徴も正直に話す
結論:190時間飽きなかった神ゲー。ただし…
- ローグライクに強いこだわりがある人(引き継ぎ要素あり)
- アクションとステージ周回が嫌いな人(周回前提のローグライトアクションRPG)
この2タイプの方はストレスかかって確実に飽きるからやめた方がいい。
どちらにも当てはまらない方はぜひ1作品目から順番に手に取って遊んでもらいたい。操作はシンプルながら爽快感がある演出で攻撃するたびに気持ちが良い。
繰り返すほど強くなる実感と自身のプレイングの上達が目に見える。何度も倒せなかった敵が倒せた時、アドレナリンが出て全身の血流の流れが速くなるのを何度も味わうことができた。
また、このゲームは道中でランダムに手に入るスキルを組み合わせていく(ビルド構築)。どの能力が出るかは毎回変わるので周回作業感はほぼない。ビルドは挑戦ごとにリセットされるため、毎回ゼロから組み立てていくことになるが、その分プレイのたびに新鮮さがある。
アクションに慣れていない方には『ゴッドモード』というシステムも用意されており、死ぬたびにステータスが強化されていくので自分に合った難易度で遊ぶこともできる。
ゼウスやハデス、ポセイドンなど有名な神様のストーリーなので中二心もかなりくすぐってくる。
『HADES / HADESⅡ』はこんなゲーム
HADES
ギリシャ神話の冥界から脱出を目指すローグライトアクション。2D見下ろし視点で、敵の攻撃をダッシュで避けて(フレーム回避)攻撃するシンプルかつ爽快なアクションが特徴。ゼウスやアテナなど誰もが聞いたことある神様が出てくるので中二病発動待ったなし!
HADESⅡ
前作の続編。主人公が変わり、魔法寄りの戦闘に進化。前作からダッシュ回数が減り、代わりに敵の攻撃を走って避けたり無敵系スキルが多くなった。弾幕も厚めで、前作とは全く違った印象がある。ダンジョンや武器、スキルのボリュームが増え、前作よりもビルド(スキル構成)の兼ね合いが強化されている。
買うなら1作品目から
HADESとHADESⅡはストーリーが繋がっているので、買うならまずは1作品目から買ってほしい。
主人公が違うので、使う武器はすべて異なり、攻撃の避け方、戦い方すべてが違うものになっている。それでもゲームの本質は変わらない。
他にHADESとの違いは、強いて言うならⅡの方が強化の方向性やスキルの兼ね合いが丁寧に作りこまれているため、感覚的に火力が出しやすいくらいかな。
武器はそれぞれのシリーズで6種類ずつ。遠距離、近距離、性能もすべて異なる。

ココが面白い!
やりこみ要素が充実している
このゲーム、やりこみ要素が充実しすぎている。
自身の強化だけではなく、武器の強化、主要キャラとの交友関係、部屋の飾りなどたくさんのアイテムが必要になる。
そして一番のやりこみ要素は、「熟練度メーター(Ⅱでは凶怖メーター)」。これはデメリットを追加してクリアすることで引きの強化アイテムを入手することができるシステム。
デメリットは敵の出現数、敵の攻撃力、回復量の減少など多岐にわたり、文字通り攻略の足かせとなる。
これはHADESⅡのメーター。最大64まであるが32以上はまだ挑戦したことがない。
失敗しても無駄にならない
このゲームの大きな特徴はパーマデス(死ぬとアイテムがリセットされる)がない事。ダンジョンで集めた強化アイテムは引き継がれていく。チャレンジするほどキャラも強くなっていき、プレイングスキルも上達していく。
ビルド構築によって別ゲー感覚で遊べる
クリアできるかどうかはビルド構築にかかっている。特にHADAESⅡはスキル同士のシナジーがわかりやすく強化されているので、感覚で強いビルドが組みやすい。
スキルは多岐にわたり、攻撃強化だけでなく、回復、回避や無敵の付与、毒、果ては走っているだけでダメージを与えるものまで存在する。
アクションの爽快感が申し分ない
このゲームのダッシュの無敵時間は長めに設定されている。モンハンやダクソなどのようにタイミングがシビアなわけではないので、敵の攻撃はよけやすい。敵の攻撃をサクサクと避けられるのは最高に気持ちが良い。
また、攻撃のエフェクトやSE(効果音)も申し分ない。神からスキルを受け取ると、その神のテーマ色のエフェクトが追加され、攻撃エフェクトがどんどん派手になっていく。
赤い範囲が敵の攻撃。たくさんの敵からの攻撃をすべて避けながら攻撃を叩き込む。
中二心をくすぐるギリシャ神話のストーリー
ギリシャ神話は様々なゲームで題材にされているので、神様の名前は聞き覚えがあると思う。しかし、神様同士の関係性(親子関係や兄弟)や何の神様なのかを詳しく知っている人は少ないはずだ。
不評ポイント
周回前提なのに最下層まで30分ぐらいかかる
このゲームは周回することでゲームのストーリーが進行していく。それなのに最下層までの道のりが長く、慣れていても1周するのに30分前後かかる。
純粋にアクションや周回が好きな人には問題ないが、同じステージ、同じボスを何度も繰り返し倒すのに抵抗があったり、飽きやすい方には不向きだと思う。
ビルドに運ゲー要素がある
道中で出会う神様からスキルをランダムに受け取る。アイテムを使うことにより同じ神と出会う確率を上昇させたり、上限があるが別の神へランダムに変更することもできるのだが、結局ビルドがうまくいくかはランダムになっている。
欲しいスキルが手に入らないことによるストレスは結構大きい。ビルドが不完全でもプレイスキルによってはクリアはできるが、うまく構築できない苛立ちがあるのは間違いない。
次に進む道は2つから選ぶ。それぞれ次に出てくる神が決まっている。
いくつかあるスキルから3種類が出てくるため、狙いのスキルを取るのはなかなか大変。

ダメージを食らったのがわかりにくい+ダメージ後の無敵時間がない
敵からダメージを食らった後のエフェクトや効果音も出ているが、あっさりしていて正直わかりにくい。また、敵の攻撃を確認していると時々自分のキャラのダメージに気が付かないこともあった。
そして、ダメージを食らった後の無敵時間がないので、連続で敵の攻撃に当たるとそのまま乙になってしまうこともあった。
イラストが受け付けない人もいるかも
日本のアニメイラストとは異なり、海外のちょっと顔が濃い目のイラストのゲームだ。漫画でも絵が受け付けないという方もいると思う。
このゲームも例外ではなく、絵が受け付けない方もいるかもしれない。
どんな人におすすめ?
・アクション好きで、何度も挑戦して強くなるタイプのゲームが好きな人
・ビルド(スキル構成)を考えるのが楽しい人
・1プレイ30分前後でコツコツ遊べるゲームを探している人
・ギリシャ神話のストーリーやキャラクターの会話を楽しみたい人
最終プレイ時間
HADES:105時間
Ⅱ:85時間
合計で190時間ほど遊んだ。この時点でコスパは◎。
日本語訳も問題なく、だれでも気軽に楽しめると感じた良いゲームだ。
評価は賛否両論だが、評価が低い人は最初に挙げたゲームのこだわりが強いか、周回やアクションが苦手な人くらいだと思う。
おすすめインディーズゲームを上げるなら間違いなく名前が出てくる、自分にとってもかなり面白い方のゲームだった。


