・マッチとお香の組み合わせ、”hibi”の魅力
・お香の種類と比較
・実際に使ったリアルな感想
香りが好きでアロマテラピー検定1級を取った薬剤師のおシロです。今回は毎月たくさんの香り商品を買っている私が、以前からいろんな方におすすめしているお香を紹介します。
リーズナブルな値段で着火用の道具も必要なし、ポケットサイズで持ち運べて、どこでもいつでもマッチを擦ればお香が楽しめる。見た目もコンパクトでおしゃれなアイテムです。
掃除、洗濯の後のお昼直前の10分、子供が寝静まった夜の10分を使って自分のための時間を作ってみませんか?
”hibi”ってどんな商品?

「姫路のマッチ」と「淡路島のお香」。日本の伝統産業が組み合わさった、日々を香りで彩るお香。そんな香りアイテムの魅力を紹介していきます!
hibi 10MINUTES AROMA, MADE IN JAPAN
使い方簡単♪マッチ型のお香スティック

マッチの持ち手部分がお香スティックになっている商品です。マッチを擦ればそのままお香に火が付く仕組みになっています。そのため、ライターなど火をつけるための道具は用意しなくてもお香を楽しむことができます。マッチを点けた後20秒ほどで火は勝手に消え、お香がついてる状態になります。
専用のマットも付属しており、一緒に持ち運ぶことでどこでもお香を楽しめます。

様々なアロマの香りが楽しめるお香
香りは16種類もあります!(2025年7月15日現在)
レギュラー
1.レモングラス 2.ラベンダー 3.ゼラニウム 4.イランイラン 5.ティートゥリー 6.シトロネラ 7.オスマンサス(金木犀)
和の香り
1.ジャパニーズサイプレス(ひのき) 2.サンダルウッド(白檀) 3.ゆず
hibi deep
1.オークモス 2.シダーウッド 3.アンバー
hibi garden
1.ミモザ 2.ジャパニーズウィステリア(藤) 3.ピオニー(芍薬)
10分のスキマ時間が香りを楽しむ時間に
お香の燃焼時間は様々で、長いものだと1~2時間のものも存在します。正直、つけたり消したりが手間という方もいるのではないでしょうか。しかし、”hibi”は燃焼時間約10分ほどと短く設定されています。
火も点けやすく、短時間でさっと楽しめるので、忙しい方やお子様がいらっしゃる方のスキマ時間にぴったりのアイテムになっています。
また、香りのバリエーションも多いため、生活習慣に合わせて香りを変えるといった方法や、部屋によって香りを変えるといったこともできそうです。
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お香の種類と比較
無印良品(スティック型)
無印良品のお香は12本入りで490円。1本の燃焼時間はおよそ10分ほど。香りのバリエーションも多いです。
ただし、お香立てを別途購入すること、ライターなどの着火具も必要です。(ほんとは別途用意するのが一般的です。)お香立ては立てるタイプと寝かせて置くタイプがあります。
特に立てるタイプはお香立てと、落ちてくる灰を受けるためのお皿(トレー)が必要です。
着火具、お香立て(+受け皿)が必要になりますが、家での使用でしたら無印良品のお香の方がリーズナブルに使用することができます。香りについては、hibiの方がしっかりとアロマの香りがします。無印良品は値段相応といった感じでした。
numuon パロサント(木香)
パロサントはお香のように火を点けても楽しめますし、そのまま置いておくだけでも香りをふんわりと楽しむことができます。
パロサントの火を点ける方法はスマッジング(”燻す”という意味)と言い、火を点けた後、すぐに消して白い煙が立ちあがるようにして、そのまま置いておくだけです。10~15本ほど(50g)入っていて、約1580円ほど。1本でも5~10回も使用できます。
比較点としては、着火具や受け皿が必要なこと、たき火のような特有のスモーキーな香りがある事があげられます。
保存も注意が必要で、湿気によって火が付かないこともあるので、風で乾燥させたり、乾燥材を使用したりと湿気の管理も必要なのがデメリットとして挙げられます。
PAPIER D’ARMENIE パピエダルメニイ(紙のお香)
普通のお香とは異なり、紙でできているお香です。紙に樹脂を染み込ませており、実際に紙に火を点けて燃やして使います。蛇腹折りにして燃焼時間を延ばしたりします。紙でできているので、そのまま芳香剤変わりに財布に忍ばせるといった方法もあります。
12枚入り、1枚が3つに分かれるようになっていて合計36回分で約1000円。1つの燃焼時間は約3分と早めです。
紙を燃やしているので、焦げたようなにおいがすること、燃えカスが出やすいことなどがデメリットとしてあります。
グローバル プロダクト プランニングアロマ (コーンタイプ)
スティック型とは形が異なり、三角錐の形のお香です。先端に火を点けて使用します。スティック型とは異なり、底の面積が大きくうまく燃えにくいので、底を浮かせるちょっとした工夫が必要です。コーンタイプお香専用の凸凹のあるお香立てや、画鋲をそこに刺して浮かせるなどの方法があります。
16個入り定価528円。1粒の燃焼時間は約20分。種類も豊富でパッケージもとてもかわいい絵で見ているだけでもほっこりします。アロマオイルやエッセンシャルオイルを扱っているので、香りもしっかりと感じることのできるお香です。
これらの他にも、コイル(渦巻き)型で蚊取り線香のような形状のお香や、時にはドライハーブ(乾燥させたハーブ)をそのまま燃やす方法もあるようです。
”hibi”を初めて使う方にオススメの香り5選
※hibiのamazonでの販売価格が高いので、楽天での購入をおすすめしています。
1.サンダルウッド(白檀):ウッディで甘みのある落ち着いた香り
お寺などでよく使われている香りの1つとして白檀があります。お寺の香りが好きな方はこのサンダルウッドを使ってみてください。
ウッディな香りの中に少しミルキーな甘みのある香り、そんなを落ち着いた雰囲気楽しみたい方はサンダルウッドがおすすめです。
2.ゼラニウム:華やかで上品な空間を演出
フローラルの香りが好きな方にはゼラニウムがおすすめです。
バラのように華やかでフローラル。そしてその中に若干のハーブのようなグリーン感のある香りです。
お香の香りの中にしっかりとお花の甘く上品で、それでいてシッカリと存在感のある優雅なイメージがわいてきます。
3.レモングラス:シトラス調で気分転換
柑橘系(シトラス)の香りを楽しみたい方にはレモングラスがおすすめです。
実はレモングラスはレモンよりもレモンの香りの成分が多いハーブです。ハーブなので、少しグリーン調の香りがありますが、その香りは”お香”のにおいで軽減されていそうです。
ハーブが苦手な方でも手の取りやすい香りとなっていました。
4.オスマンサス(金木犀):優しい甘さで穏やかな空間を演出
金木犀は優しく、それでいてフルーツのように濃厚で甘い香りです。香水や日用品の香りでも人気が高く、hibiの商品でも人気は高いようです。
金木犀の優しい香りは、秋の夕暮れのように落ち着きのある穏やかな空間を演出してくれます。
5.シダーウッド:自然に囲まれているような爽やかな香り
シダーウッドは甘みはなく、爽やかでつんと鼻を通るようなスパイシーさのあるウッディ調の香りが特徴です。
樹々に囲まれているような自然のイメージがお香の香りと一緒に広がっていきます。
甘い香りが苦手な方、スパイシーで大人な雰囲気の空間を演出したい方におすすめです。
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実際に使ってみての感想
手軽さ◎、使いやすさ◎、持ち運び◎、掃除の手間いらず
専用マットもついていて、どこでも使いやすい。マットにお香を置くので汚れにくく、燃えカスも飛び散らないです。手のひらサイズでどこでも持ち運びやすいため、手軽に旅行などに持っていけます。
ただし、バッグにそのまま入れるとマッチが折れたり、燃やした後の専用マットも結構香りがついているため香り移りしやすい。ポーチなどを用意して入れて持ち運びするのが無難。
あくまで”お香”。アロマを楽しみたいのなら別のものを。
購入後、アロマの香りがしっかりしました。でも、日がたつごとにアロマの香りは薄くなっていってしまいます。アロマは揮発していくので、香りが薄れるのは仕方がないですね。
お香の香りも強めで、燃焼させるとお香感の方が強く、燃焼後に残った香りにアロマの香りがふわっとするような感じ。リビングなど広い部屋で燃焼させると、アロマを感じにくい気がしました。
使ってみるとやっぱりあくまでお香。アロマのフレッシュさを楽しみたいならお香じゃなくて、アロマオイルを使用する方がいいと思います。
マッチは便利だけど、ちょっと点けづらい
マッチ部分の少し下のところに燃えるようにオイルが塗ってある。そこに引火させて少しすれば火は消える。その時にはお香には火がついている。
マッチを点けるとき、なかなかうまくつかないことがありました。時には折れてしまうことも。
折れてしまった場合、くっつくように置いて火を点けたら、折れた場所もしっかりと火がついてくれました。それでも点かない場合はライターなどを使って火を点けましょう。

まとめ:ちょっとしたプレゼントにも人気の”hibi”

手軽に持ち運びできる10分間のマッチ型お香スティック”hibi”を紹介しました。
たくさんの香りの種類があり、どの香りもお香の落ち着きのある雰囲気とマッチしていて、使うと一瞬でその場を優雅な時間に演出してくれます。
ご自身のために購入もいいですが、大切な人や日頃お世話になっている方へのプレゼントにも最適です。みためもおしゃれで、このお香を知っている方は意外と多いです。
ギフトボックスなども用意されているので、日頃の感謝と一緒に香りをお届けしてみてください。
香りに興味がある方は、アロマについての記事や日常の香りの悩みについての記事もございますので、あわせて読んでみてください。