買う前に見て。エンダーリリーズで後悔する人・ハマる人【ENDER LILIES】正直レビュー
ENDER LILIES: Quietus of the Knights公式サイトより
結論:探索が嫌いな人は買うな。探索好きには神ゲー
探索系、いわゆるメトロイドヴァニアが嫌いな人にはこのゲームは向かない。新スキルを手に入れたら過去に通った道を再度くまなく探す必要がある。
「普通にステージ進ませろ!」「前ステージに戻る必要ある!?時間の無駄!」
ってタイプの人にはこのゲームはオススメしないかな。
逆に、地図に未回収が残っているのを潰していくのが好き、探索しつつ敵を狩ってレベリングやアイテム拾いするのが好きな人にはオススメ。というか、キャラクターもストーリーもBGMも最高だし、アクションRPGとしてボスの難易度もちょうどいいのでぜひプレイしてほしい。
特にボス戦はかなり楽しいと感じるくらいだった。もちろん、強化具合によっては難易度は跳ね上がるし、そもそも何度か死んで攻撃パターンを覚えないと倒せない。ボスによっては20~30回くらい死んで再挑戦するくらいは覚悟してほしい。
ボスの攻撃パターンと隙さえ見つければ、あとは簡単。避けて攻撃するスタイリッシュさに爽快感すら感じる。
そしてなんといっても。あぁリリィちゃん可愛い…
【ENDER LILIES: Quietus of the Knights】はこんなゲーム
この雨によって多くの人たちが凶暴な生きる屍「穢者(けもの)」となってしまい苦しんでいる。
ココが面白い!
繊細で儚く美しい世界観が最高に沼る
白髪ロングの純粋な女の子が黒騎士とともに世界の穢れを浄化していく。
もうこれだけでオタクホイホイですよ。この時点で評価高い。しかも主のようなオタクは女の子の感傷的なストーリーを好む傾向にありますからね。
凶暴な生きる屍となって大切な人を襲ってしまう。そんな苦しみを女の子が浄化と称して肩代わりする。
そんなバカなことが!そんなことあっていいのかと!でも最後にはハッピーエンドだよね?この子くらいは報われてくれよ?
とまあこの時点で相当この世界に沼ってましたね。
ボス達ももともとは人間で、穢れを受ける前の記憶のストーリーが全員悲観的。みんな信念をもって自分の大切な守る為にもがき苦しんで、凶暴な「穢者(けもの)」になってしまっている。
リリィちゃんの苦しみが外観から目に見えてわかるのに、それでもなお、苦しんでいる人たちの穢れを受け継ぐ。
ぜひ聞いて!世界観を引き立てる神BGM
BGMもお気に入りのものがかなり多い作品。ステージやボスごとにそれぞれBGMが用意されていて、それぞれのステージやボスの印象や雰囲気を音から想像させてくる。その印象が妙に的確なのだ。
触れただけで崩れてしまいそうな感じがするとか、もともと人の目に触れないような場所だったのかなとか。ボスだったら勇敢な人だったんだろうなとか、思い残すことがまだのこっているのかなとか。
メインはピアノとバイオリン。楽曲提供はアニメ「ゴブリンスレイヤー」やゲーム「Deemo」「アークナイツ」などに楽曲を提供している『Mili』さん。
お気に入りのメインテーマ↓
中にはほんとに鳥肌が立つくらい恐怖を感じる曲もありました。↓
適度な難易度のボス戦
このゲームはソウルライク(死にゲー)の要素も少し含まれている。ボスに何度も挑戦し、パターンを把握して倒していく。
ただし、ボスの攻撃や行動パターンは少なく、3~4種類ほどの攻撃しかしてこない。パターンさえ覚えてしまえば、それに合わせて回避して攻撃を繰り返せば倒せるくらいの難易度だ。
とはいえ、攻撃パターンを覚えて完全に避けられるようになるまでに30~40回ほどやられたボスもいたので、それを多いととるか少ないととるかはあなた次第。
か弱い少女がこんな禍々しい敵と戦っていく。
不評ポイント
迷子になりやすい
メトロイドヴァニア系のゲームの醍醐味が探索だと思う。正直探索で迷子になるのは面倒できついのが本音。
このゲームも例にたがわず探索要素多めとなっている。隠し通路が多いため様々な壁にぶつかりまくったり、ステージの細部までジャンプしたりして、進むきっかけを探す必要がある。
行き詰まって、戻って探索して、新しいルートを見つけて進んでを繰り返すことが多かった。慣れていないとほんとに迷子になって、中には途中で投げ出してしまう人も少なくないはずだ。
現状では先に進めないが、マップでは先にステージが見える。あとで戻ってくることになるだろう。

スキル強化は計画性が必要
スキル強化アイテムの入手数は限られているので、どのスキルを強化するのか見極めないといけない。厳密にいうと周回していればいくらでも手に入るものではあるが、最大強化までの必要数が多く、果てしない労働作業が必要となるだろう。
ただし、どのスキルもしっかりとダメージを出すことができるし、敵との相性もあるので、どれも強化すればそれなりにダメージ源となってくれる。あとは自分の使いやすいものを選べばよいだろう。
どんな人におすすめ?
- 感傷的な世界観にどっぷりハマりたい人
- マップをくまなく埋めるのが好きな人
- 中程度の難易度のアクションRPGを探している人
最終プレイ時間
13時間30分で真エンディング。世界観に没入できる、心に残る良ゲーだった。
ストーリーに厚みがあるというわけではないのだが、主人公のリリィの優しさとその代償の苦しみの蓄積がなんとも感傷的だ。
そして、あなたは気が付いただろうか?
このゲームのタイトルはエンダーリリー”ズ”なのだ。
これはどういう意味なのか、実際にプレイして確かめてほしい。


