✓マスクのにおいの原因とは?
✓薬剤師おすすめ!市販マスクスプレー3選
✓精油で作れる、手作りマスクスプレーのレシピ
職場によっては、今でもマスク着用が当たり前。
電車や街中でも、まだまだ多くの人がマスク姿のまま日常を過ごしています。
もちろん、私もその一人。薬剤師として勤務中は、ほぼ一日中マスクを着けています。
でも——
ふとした瞬間に「なんだか、マスクがにおう…」と感じたことはありませんか?
自分の息や、前の食事の残り香など、さまざまなにおいがマスクの中にこもってしまうこともあります。
そんな悩みを少しでも和らげるために、
今回は、私が実際に使っている「市販&手作りのマスク用スプレー」をご紹介します。
香りの力でマスクの中を心地よく整えて、
毎日のマスク時間を、ちょっとだけ快適にしてみませんか?
マスクのにおいが気になる原因とは?
マスクを長時間つけていると、なんとなく「マスクがにおう」と感じること、ありますよね。実はそれ、あなただけではありません。
においの原因はさまざまで、以下のようなものが関係しています。
呼気(自分の息)によるにおい
口の中の乾燥や、前の食事のにおいが呼気に混ざり、マスク内にこもってしまうことがあります。
雑菌の繁殖
口元は湿度と温度が高く、呼気中の水分や汗でマスク内がムレやすくなります。
その状態が続くと、皮脂や唾液から雑菌が繁殖しやすくなり、においの原因に。
マスク自体の素材やにおい
不織布や布マスクなど、素材特有のにおいや、洗剤・柔軟剤の残り香が原因になることもあります。
このように、マスクのにおいは「個人の体臭」だけが原因ではなく、環境やマスクそのものにも理由があります。
だからこそ、「香りでマスク内を快適に整える工夫」が有効なんです。
マスクのにおいにはマスクスプレーがおすすめ!

香りの力で気分を切り替えたいときや、ちょっとしたリフレッシュにもぴったりです。
最近では、香りだけでなく保湿成分が含まれた商品も登場しており、使い心地もさまざま。自分の肌や好みに合わせて選べるのも魅力です。
マスクスプレーの使い方
使用する際は、肌に直接触れる内側にはスプレーしないようにしましょう。
香りが強く残りすぎるのが気になる方は、1プッシュだけでも十分効果を感じられます。
薬剤師おすすめ!マスク用スプレーの市販アイテム3選
こちらでは市販のマスクスプレーを「香りをしっかり楽しみたい方」「アルコールが苦手な方」「お肌のケアもしたい方」に分けて3つご紹介。
マスクの中でしっかり香りを楽しみたい方|パーフェクトポーション PERFECT POTION マスクスプレー
オーガニック精油を使ったナチュラル志向のマスクスプレー。
香りのラインナップは以下の4種類:
- 清涼感のある「ブリーズイージー」
- リラックスしたい時に「リラックス」
- シャキッとしたい朝に「リフレッシュ」
- やさしい柑橘系の「マム&キッズ」
私が使っているのは「リラックス」。
お花の香りとオレンジがほのかに香って、気持ちを落ち着けたい仕事中にぴったりです。
周囲に強く香ることもなく、自分だけの香り空間を楽しめます。
アルコールが苦手な方|Shiro ハーバルマスクスプレー
こちらはアルコールを使わず、ミネラルイオン水をベースにしたスプレー。
香りは、メントール・ユーカリ・フレッシュグレープフルーツのブレンドで、
すっきりとした清涼感と軽やかさがあります。
50mlとやや大きめですが、マスクだけでなくルームスプレーやお掃除としても活用可能。(でも、もったいなくて掃除になんて使えません…)
肌荒れが気になる方|資生堂 マスクスプレー
肌荒れが気になる方にはこのスプレーがおすすめです。
資生堂のマスクスプレーには保湿成分が配合されており、乾燥による不快感をやわらげるよう配慮されています。
香りは清涼感がありさっぱりする柑橘をブレンドしたシトラスミントです。
におい対策だけでなく、お肌にもやさしい使い心地がうれしいポイント🌸
これらのスプレーアルコールを使用しているものが多いので、アルコール過敏症などがある方はよく確認してご購入ください。
ハンドメイド|精油で作るオリジナルスプレーの簡単レシピ
ハンドメイドでも簡単にスプレーを作ることができます。マスクだけでなく、ルームフレグランスとしても使用することができます。
自分の好きな香りを組み合わせてつけることができるのがハンドメイドのメリット!
オリジナルマスク用スプレー(50ml)の作り方
5分ほどで作ることができます。
ちなみに私は使い終わった市販のスプレー容器を再利用して使っています(笑)
容器代もかからず、安く済ませることができるのでおすすめです!!
・精油をお肌に触れるものに使う場合は濃度を1%以下にすることが推奨されています。
・2週間を目安に使い切ってください。
・刺激がある精油もあるので注意!
精油の安全性についてはこちらを参考にしています。
▶(公式)日本アロマ環境協会|安全性
マスクスプレーにおすすめの精油5選
初めて作るなら、“マスクに使っても刺激が少ない”と言われている精油がおすすめです。
タイプ | 精油名 | 印象 |
---|---|---|
リラックス | ラベンダー🪻 | 穏やかでやさしい香り |
清涼感 | ペパーミント🌿 | スーッとした爽快感(低濃度で使用) |
フレッシュ | スイートオレンジ🍊 | 明るく爽やか、前向きな気分に |
フローラル | ゼラニウム🌸 | やさしい甘さとグリーン感 |
落ち着き | フランキンセンス🌳 | 落ち着いたウッディ系の香り |
▶初心者向け、アロマオイルの簡単な使い方4選
▶初心者向け、初めての精油の選び方
▶初心者向け、アロマと香りの始め方まとめ
マスクを心地よく使うためのアイデアと注意点
せっかくいい香りのスプレーを使っても、使い方を間違えると不快感につながることも。
ここでは、マスクを快適に使うためのちょっとした工夫と注意点をお伝えします。
スプレーはマスクの「外側」に使用すること
精油やアルコールが含まれているスプレーは、直接肌に触れるマスクの内側には使わないのが基本です。
スプレー後は軽く乾かしてから着用しましょう。
香りの強さは「最小限から調整」
香りが強すぎると、自分が酔ってしまったり、職場や公共の場で気になることもあります。
最初は1プッシュ程度から様子を見るのがおすすめ。
スプレーボトルの「素材確認」と「液漏れに注意」
スプレーを持ち歩く際は、キャップをしっかり閉めるか、密封袋に入れておくと安心。
精油はプラスチックを劣化させることもあるため、スプレーボトルが精油に適しているか確認する必要があります。
👉スプレーボトルの素材について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にどうぞ。
▶精油でプラスチックが溶ける⁉精油に耐性のあるボトルの見分け方
体調や環境によっては「使わない選択」も大切
香りに敏感な日や、体調がすぐれない時は、無理に使わずお休みすることも大切。
周囲に香りが広がりやすいシーンでは、控えめに使う配慮も◎
香りは、自分を整えるための道具です。
上手に付き合えば、マスク時間をもっと心地よく過ごすことができますよ。
まとめ|におい対策でマスク生活を快適に

マスクのにおいが気になるときは、
市販のマスクスプレーや手作りのアロマスプレーを取り入れてみるのもひとつの方法です。
香りは目に見えないけれど、気分を整える“空間づくりのツール”になります。
毎日当たり前に使うマスクだからこそ、少しの工夫で心地よさが変わります。
職場や移動中のストレスが多い日こそ、自分の好きな香りで「ほっ」とひと息。
ぜひ、あなたにぴったりのマスクスプレーを見つけてみてくださいね。
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